Sky Angel

日本国内、世界的に見ても、F3A界は複葉機の時代になって来ました。
今のF3Aルールは大きな側面効果が、必要な演技が多く、今後もその傾向は続きます。
単葉機から複葉F3A機に乗り換えるには、少々ハードルが高いと思う方も多いと思います。
実際、演技はともかく、基本的な飛行性能(着陸、水平飛行等)が難しい機体も有り、手を
出しにくい様です。
スカイエンジェルは基本的飛行性能のバランスが良く、飛ばしやすい機体に仕上がりました。
単葉機から、違和感無く普通に、演技飛行が可能で、簡単に乗り換える事が出来ます。

機体のボリュームが大きく、一クラス上の総面積
が有り、飛行の安定感が優れています。
機体構造は翼も含め、フルコンポジットです。

機体のシルエットは、複葉機らしさを、失わない
デザインになっています。

ウイングボルトは上下翼、2本づつの3mmボルト
で取り付けます。
翼の柱の取り付けは、ピアノ線を挿し、ワンタッチロック
で固定します。

エルロンサーボは4個で、小型サーボ仕様です。
JRではNX3421です。
サーボホーンはスーパーホーンの一番外を使い
エルロンホーンの高さは25mmです。
舵角は4舵とも、通常飛行時で、上下9mm
です。

エレベーターサーボは、左右2個で、小型サーボ
仕様です。
同じく、ホーンの外を使い、エレベーターホーンも
25mmです。
通常飛行時、アップが16mm、ダウンが17mm
です。

ラダーサーボは普通サーボを使用します。

ラダーホーンの高さは、18mmです。
舵角は、カウンター先端で左右45mmです。

水平尾翼カンザシの補強部品です。
ORIONと同じ構造なので、ORIONのページを
参考にして下さい。

補強部品の周りに、中粘度の瞬間接着剤
を付けます。

尾輪が取り付いた状態です。

脚は軽量化の為、新しい構造、製作方法に
なっています。
これだけの面積の機体を、5Kg以下で仕上げるのは
全ての部品の見直しが必要でした。

機首周りの構造です。
基本構造はORIONと、同じなので
リンケージ方法等は、ORIONのページを参考にして
下さい。

重心位置は、下翼の取り付け面、前側から、90mm
で、90mmより後ろにしないで下さい。
後ろ重心になると、ナイフエッジの癖が出てます。

サイドスラストは機首端面より1°程マイナスに
して下さい。
ダウンスラストはアップスラストで、端面から0,5°
に合わせて下さい。

機体重量は4,900g前後です。
プロポのセッティングもORIONのページを参考にして微調整して下さい。
JR28Xプロポの設定をまた紹介します。