ORION PH 製作編

ORIONのリンケージは、基本ペガサスやギャラクシーと変わらないので、過去のページを
参考にして、このページは補足と思って下さい。
リンケージは各自の方法が有り、この紹介する方法がベストでは無く、各自のこだわりを
大事にして、私のリンケージを参考にして下さい。

まずは、各舵(3舵)のホーンを取り付けます。
取り付け穴は、出来るだけ左右均等で
極力真直ぐに、立てます。
曲がっている場合は、穴をヤスリ等で
修正して、ホーンをエポキシ接着剤を付けて
取り付けます。
エポキシを使えば、少々穴が大きくなっても
強度的な問題は有りません。
写真のホーンは、ゴーモデル製ですが、キット
には付属していません。

最初は水平尾翼のリンケージから、紹介します。
穴なしのホーンチップを使って、ヒンジラインに
穴を開けています。
エレベーターのホーンの穴の高さは25mm
です。

使用するサーボの形に、取り付け穴を広げます。
ヤスリ等を使い丁寧に仕上げて下さい。
サーボが入る様になったら、切削面に瞬間接着剤
を浸み込ませると、剛性が上がります。
1,8mmドリルのピンバイスを使ってビス穴を
開けます。

サーボの配線を、前縁側の穴から出し、サーボを
取り付けます。

サーボホーンは、JRスーパーホーンの外から
2番目を使い、余分は切り落とします。
ホーン穴の、センターからの長さは、約17.5
mmです。

ロッドアジャスターを取り付けます。
私はサーボ側は、Zベンダーを使用しています。
接続部分は必ず、グリスを塗布しています。
通常時エレベーターの舵角は、翼端側で、上が
15mm、下が16mmです。

次は主翼でエルロンのリンケージです。
サーボのテンプレートをエンビ版で製作して置くと
便利です。

リューターやヤスリ等を使い仕上げます。
切削面やリブに、瞬間接着剤を浸み込ませると、
剛性が上がります。

エレベータ同様、エルロンもセンターを出しています。
エルロンホーン穴の高さは25mmで、サーボホーン
はJRスーパーホーンの一番外側を使用します。
ホーン穴のセンターからの距離は20mmです。

エルロンサーボの延長コードは150mmです。
通常時、エルロンの舵角は、エルロン付け根側で
上下11mmです。

次はラダーリンケージです。
ホーン穴の高さは18mmです。
穴なしホーンチップでヒンジラインのセンターを出し、
その位置より1〜1.5mm前方に穴を開けます。
この方法で、サーボホーンがストレートの物が
使用出来ます。

ラダーワイヤーは、ピアノ線が通る様に直線的な
位置に通し穴を開けます。

私はラダーワイヤーが、クロスしない様に取り付
けています。なので、ガイドチューブは使用して
いません。

ラダーサーボを取り付け、JRスーパーホーンの
完全に平行な物を取り付けます。
私はワイヤーチップに、テトラ製を使用しています。

ラダーワイヤーを取り付け完成です。
ニュートラルでワイヤーの張り調整し、
ラダーを切った時の張りと、左右切った時の
張りが変化しないか、確認します。
通常時の舵角はカウンター先端部で左右
50mmです。

尾輪セットを取り付けます。
ヒンジラインから、15mmの位置に取り付け穴
を開けます。

メインギヤーに、スパッツとタイヤを車軸セット
で取り付けます、
車軸セット外側に、4mmスペーサーをはさみ
取り付けています。
タイヤにスパッツが接触しない様に、加工します。

脚の取り付けボルトの穴加工をします。
エンビ板でテンプレートを製作すると、容易に
正確な穴を開ける事が出来ます。

キット付属のベニヤパーツを、カッターで
4面少しずつ、半分jに割き、ベニヤ面を
ヤスリ等で平らに仕上げます。
水平尾翼のカンザシの補強板です。
水平尾翼のカンザシにはめて見て、
水平尾翼に当たらない形状に、修正して
下さい。

水平尾翼を組み立て、主翼も取り付け、
主翼に対する、水平尾翼の傾きを確認
します。正確に平行が出ていると思いますが
若干でも狂っていたら、傾き方向を覚えて
おきます。
水平尾翼をはずして、カンザシに、胴体に
対して、カーボン側が外向きになる様に
カンザシ補強板を入れて仮組みします。
どちらか片方の補強板を、胴体に密着
させて、瞬間接着剤で端を点付けします。
その時水平尾翼の傾きを考え、接着
します、

主翼と尾翼の傾きを再度確認して、
反対側の補強板も、点付けします。
傾きを確認して問題が無ければ、
水平尾翼を外して、補強板の回りに、
瞬間接着剤を付け、固定します。

エレベーターサーボコードが通る穴を
大きめにしているのは、空気の通りを
良くする為です。
エレベーターサーボの延長コードの
長さは、800mm〜1000mmです。

カナライザーの取り付けは、キャノピー
後部に置いて、キャノピーの開閉時、
邪魔にならない位置ぎりぎりに置きます。
水平尾翼に対して平行に成る位置に
テープで固定して、カナライザーの垂直
安定板の接着面先端から5mm前方に
3mmの穴を開けますが、その穴が胴体
のフィンの、真ん中に来る様に開けます。
最初は1mmのピンバイス等で確認した
方が安全です。
カナライザーの開いた穴の上面だけを
キャップボルトの頭が通る穴に広げます
付属の取り付けベニヤにバルサで、胴体
フィンの内側に座る様に加工します。

センターに穴を開け、爪付きナットを固定
します。

爪付きナットで、カナライザーをボルトで
固定します。
カナライザーの取り付け状態を確認して
爪付きナットを瞬間接着剤で固定します。

カナライザーと胴体フィンの隙間に2mm
程度のスペーサーが必要です。
ベニヤでもアルミでも結構です。
カナライザーが、丁度良く座る様に調整
して下さい。

最後に垂直安定板を、垂直に接着します。

モーター取り付け部の機体剛性を上げたので、
後支えの無いタイプのモーターも安心して
飛行出来ます。
冷却バランスも良く、冷却ムラが発生しません。

私とスカイマックスの共同開発による、減速
ユニットモーターが、発売されます。
アウターローターモーター使用のベルト減速
です。電池の消費量を極力抑えて、十分な
パワーを引き出しています。
形状はシンプルなシングルベルトで、安定
した飛行が可能です。
また紹介ページを掲載します。
ショップで販売します。

今回アンプの取り付けは、バッテリーマウント
の下にT型の形にベニヤを切り、片木を介して
下げて接着しています。
下げる事で、バンドの邪魔に成りません。

受信機や受信機バッテリーは、定位置に
取り付けました。
2.4GHzのアンテナの配置は気を使って
います。

調整編も掲載します。