ORION PH

新型F3A機を発売します。ORION PHは、私のF3A現役40年のノウハウを生かし、
F3A 15 17ルールを研究し、設計し、図面を書いて製作させました。
エクストリーム社では初の図面からの製作になります。
エクスプローラー、ペガサスシリーズ、ギャラクシーの良い所を生かし、全く新しい機体に
仕上げました。
幾度も現地(タイ)に行き、マスター型の製作から、製品のチェック等、厳しく指導をしています。
試作機の飛行テストを重ね、微調整し、そのデーターを製品に生かして、欠点の無い
トータルバランスの取れた機体に仕上がりました。
アジア大会では、大変な人気で、各国のバイヤーやフライヤーの方から、多くのオーダーを
頂いたと、エクストリーム社は、言っていました。
タイ国の、エクストリーム社は、タイの温暖な気候(1年中気温が30度前後)を生かし、
コンポジットを安定した条件で製作しています。

主翼は後縁0で、前縁後退翼です。
ロール系、円系統のバランスを考え採用
しました。
機首周りの形状は、側面効果のバランスや
剛性面、Q80モーターの冷却ムラを考慮して
設計しました。
特徴の有る胴体上下のフィンは、側面効果や
機体の直進性を助けています。
直進性が高いので、スナップロールのラダー
舵角の設定が、やや多めになる程です。

水平尾翼を、ラダーのヒンジラインより前に
して、エレベーターの色々な面で無駄な
切り欠きを無くし、効率を上げています。
等など、細部に渡って、コンポジットの特性
を生かし設計、製作しています。
飛行特性は素直で、癖が無く、演技面でも
申し分の無い出来栄えですが、基本的な
飛行特性も高性能で、着陸の安定性や、
浮きも良好です。
プロペラの21〜22インチを想定して、脚
高さを設定しています。

機体のカラーは3種類用意しました。
左写真は基本色のMカラーです。
3種類共、裏面は赤をベースとした、裏表
のコントラストの強い設定に、なっています。

左写真は、Kカラーで、精悍な印象です。

左写真は、メタルカラーです。
繊細な配色で、非常に個性的です。
製品は若干デザインが変更されます。

ORION PH 製作編も、掲載します。
                           八田肇