JETIの新型コントロールアンプ、JETI MEZON 95 OPTO をテストしました。外見はSPIN
99から見ると、
細長くなり、機体の搭載はそのまま付け替える事は出来ず、少々のレイアウトの変更が必要です。
機体に搭載し、JETI BOX(今までの物が使用出来ます)を接続すると、何も表示しません?
JETI BOX に5〜8V程度のバッテリーを接続しないと、、OPTO仕様はJETI BOX に電源の
供給が有りません。
電源を接続して、設定画面を確認して見ると、各設定項目等が良く整理されていて、機能が
増えたのに、スッキリした感じに整理されています。
SPINの不要な設定項目の何点か削除されています。
設定データーは、SPINと、ほぼ同じデーターで行けて、大きく設定値が変化しませんでした。
飛行して見ると、まずモーターの回りだしに驚きます。スロースタート設定をマイナスにして
いませんが、滑らかな回りだしです。ギヤダウンモーターは、このスタートでギヤ等を傷めて
しまいますが、この回りだしなら、ギヤを傷めることは無いと思います。
モーターの回転が非常にスムースで、特に低速回転が円滑な回りをします。
飛行音も柔らかい音色になりました。回転に等速感が有り、飛行性能に関しても、レベルアップ
しています。
SPINアンプも同じですが、アンチスパークを
取り付けて下さい。
アンチスパーク無しで、バッテリー接続を
繰り返すと、アンプの寿命が極端に短く
なる可能性が有ります。
JETI BOX に電源を挿すと、瞬間アンプの
仕様が表示され、次の画面に移ります。
上ボタンを押すと、再度表示します。
最初に表示される画面です。今の状態を表示
します。
バッテリー電圧、スロットル開度、アンプの温度
電流、回転数です。
まずは基本設定を、全て正しく設定しなければ
なりません。
この後紹介する設定は全てF3A機用の設定です。
ヘリやグライダー等には対応していません。
JETI BOX で表示される順番に紹介しますが
実際には、先に基本設定を済まさなければ
ならない項目も有り、何度も繰り返し設定確認
をして下さい。
下ボタンを押すと設定や測定の項目が出ます。
この表示から右ボタンを押すと各設定、測定項目
に移動します。
設定する順番では無く、JETI BOX の表示する
順番で解説します。
この画面から下ボタンを押し順番に縦列に送り
1周したら、右に移動して順次解説します。
下ボタンで最初に表示される項目は、JETI BOX
を接続してからの、バッテリーの使用量とモーター
の動作した時間です。
次の下ボタンで、スロットル信号量とスロットル
開度量が%で表示されます。
この縦列は、全て今現在の数値です。
次の下ボタンで元に戻ります。
右ボタンで、計測の項目になります。
フライト終了後のデーター確認をする為の
縦列です。
SPINの測定値は頼りなく、不正確な測定値
も有りましたが、メゾンは測定値が正確で、
各値別に計測テストを行っても、誤差が無く
正確な値が出ていました。
下ボタンで最初は、フライト中の最大電流で
その時の時間です。
次の下ボタンで、アンプの最大温度で、その時の
時間です。
次の下ボタンで、モーターの最大回転数で、その時の
時間です。
次の下ボタンで、フライト中、バッテリーの最低電圧
で、その時の時間です。
次の下ボタンで、バッテリーの使用量とモーターの
回っていた時間です。
次の下ボタンで、エラーメッセージの記録が残り
ます。
次の下ボタンで、警告が有った事を表示します。
テレメトリーが使用できれば、リアルタイムに
警告をします
次の下ボタンで、元に戻ります。
右ボタンでコントローラーの設定の縦列になります。
下ボタンで、基本設定で飛行機の場合は
ノーマルを選択します。
右に送ると、ヘリの選択で各ヘリ用の設定に
なります。
次の下ボタンで、アクセレーションで、スロットル
のレスポンスの調整です。
大きいモーターは秒数を少なく設定すると
トラブルの原因になる様です。
次の下ボタンで、ブレーキの設定になります。
F3A機はマニアルセッティングを選択します。
次の下ボタンで、ブレーキの効き始めの
量を設定します。
次の下ボタンで、ブレーキの最終の効き量
の調整です。
私はブレーキを最初に強く効かせて、
後から効きを抜く様に設定しています。
次の下ボタンで、ブレーキが効き始まる時間
の調整です。
私は直ぐに、ブレーキを利かせたいので、
0秒に設定しています。
次の下ボタンで、ブレーキの効き始め量から
最終ブレーキまでの時間の設定です。
次の下ボタンで、スロットル位置の調整項目
です。
オートは使わず、フィックスを選択します。
次の下ボタンで、スロットルのスロー位置を
調整します。
JRプロポは1.20で、フタバプロポは1.10を
設定します。
フタバプロポはプロポでスロットルがリバースに
なります。
次の下ボタンで、スロットルのハイの位置を
調整します。
JRプロポは1.90でフタバプロポは2.00を
設定します。
次の下ボタンで、オートは選択せずフィックスを
選択します。
オートを選択すると、設定された数値を無視して
ハイ側に位置を自動調整します。
次の下ボタンで、左右ボタンを同時に押し続ける
と設定した入力をリセットする事が出来ます。
次の下ボタンで、元に戻ります。
右ボタンで、各限度の設定の項目の縦列に
なります。
下ボタンでバッテリーのタイプの選択です。
リチュームポリマーを選択します。
次の下ボタンで、セル数を設定します。
次の下ボタンで、1セルのカットオフボルトを
設定します。
競技中、フエールセーフが働くと困るので、
低めに設定していますが、通常は安全を考慮
した設定をして下さい。
次の下ボタンで、カットオフするボルトが
表示されます。
次の下ボタンで、警告を発するボルトを設定
出来ますが、上空でアラームが鳴っても、
意味が無いので、適当な低目の数値を、
入れました。
テレメトリー機能が使えれば、有効な機能
でしょう。
次の下ボタンで、アンプの最高温度を
設定します。
これも競技中を考え高めに設定しましたが、
低目の方が安全です。
次の下ボタンで、バッテリーの最大使用量を
設定出来ます。
今使っているバッテリーが4500mAh〜
5400mAhなので、取り合えず、ノーリミット
にしました。
次の下ボタンで、バッテリーの最大使用量の
警告の設定が出来ます。
テレメトリー機能が無いので、大きめの数値を
いれました。
次の下ボタンで、最大電流値を設定出来ます。
これも競技会を考慮して、高めに設定しました。
次の下ボタンで、カットオフのタイプを設定
します。
スローダウンを設定しました。
次の下ボタンで元に戻ります。
右ボタンで、モーターの設定の縦列になります。
下ボタンで、回転方向の設定が出来ます。
通常はモーターのコネクターの2本どれかを
入れ替えて回転方向を修正しますが、
アンプでも可能です。
次の下ボタンで、モーター制御の周波数を
設定出来ます。
通常8kHzを使用します。
次の下ボタンで、最初にモーターが回りだす
パワーの設定が出来ます。
ゆっくりも早くも設定が出来、オートでも
十分柔らかく回りだします。
次の下ボタンで、進角の調整の項目です。
モーターや、使うプロペラのロード、バッテリー
の性能で、理想のタイミングは違います。
基本は使用するモーターのデーターに習い、
その前後をテストすると、良い結果が出るかも
知れません。
私の使用しているモーターはQ80で、20度〜
23度を設定しています。
次の下ボタンで、モーターのポール数を
設定します。
私の使用している、Q80は28ポールです。
次の下ボタンで、ギア比の設定をします。
ダイレクトモーターは1対1を設定します。
基本設定が違うと出てくる設定内容が大きく変わります。取り扱い説明書を良く把握して設定して下さい。
また参考になる事が有ればこのページに記載します。